数ある仮想通貨の中でも時価総額の高い「リップル(XRP)」は、多くの有名な銀行との提携や、「ビットコイン(BTC)」よりも圧倒的に送金スピードが速く、送金手数料が安いため、とても人気のある通貨です。
現在、仮想通貨は現物のみの購入だけでなく、信用取引で「売り」でも狙える仮想通貨版FXが誕生しました。でも、仮想通貨FXと聞くと、「ビットコイン(BTC)」だけしか取引できないと思っている人も多くいます。
実はリップルも、FXができる取引所が存在します。有名なところで信用があるという条件をつけると多くはありませんが、現在、3つの世界的な取引所でリップルFXが可能です。
Contents
「リップル(XRP」のFXが可能な3つの海外取引所を総合的に比較!
取引所名 | 最大レバレッジ | 最低入金額 | 追証の有無 | スキャルピング | 往復手数料 |
TradeView | 10倍 | $1000 | 無し | 可能 | 価格×0.0015で算出。 |
Big Boss | 5倍(Forex Majorは25倍) | クレジットカードでは$100以上の入金が必要。他は制限無し。 | 有り | 可能 | 1Lotで0.4%(ただしForex Majorは1Lotで$10) |
BITMEX | 20倍 | BitMEX での取引に必要な最小額は、当初証拠金に応じて、商品ごとに違う。 | 無し | 可能(ただしBOT取引でかかる負荷によっては停止を要求する。) | 往復手数料×レバレッジ倍率で計算。 |
「BITMEX」と「Big Boss」は仮想通貨FXの業界ではかなり有名です。特に「BITMEX」は、レバレッジ20倍までかけられるので、トレードに自信があれば一気に資産を増やすことができるのが魅力です。
私が外貨FXする上でおススメしている「TradeView」は、この中だとパッとしないかもしれませんが、実は仮想通貨FXにおいても、非常に優良な取引所であることが調査の中でわかってきました。
どこがリップルFXに向いているのか検証してみましょう!
「ロスカット基準」と「最大レバレッジ」と「追証」の3つ観点から検証
「リップル(XRP)」のFXができる取引所を、「ロスカット基準」と「最大レバレッジ」と「追証」の3つの観点から検証しました!
取引所 | ロスカット基準 | 最大レバレッジ | 追証の有無 |
TradeView | 証拠金維持率100%以下 | 10倍 | 無し |
Big Boss | 証拠金維持率20%以下 | 5倍(ForexMajorは25倍) | 有り |
BITMEX |
|
20倍 | 無し |
次から、さらに詳しく考察していきます。
個人的な意見ではありますが、参考になれば幸いです。
「最大レバレッジ」と「ロスカット基準」のバランスから考察
個人的な考察になるので、あなたの考えに合わないこともあるかもしれませんが、私はとにかく安全に資産を運用することに重きを置いています。
実際、私はリターンがリスクを大きく上回るシチュエーション以外でトレードはしません。
したがって、資産を安全に運用することを考えると、レバレッジ20倍までかけられるかわりに、ロスカット基準が低めのBITMEXはあまり使いたくありません。
高いレバレッジをかけることができればできるほど、資産の値動きが激しくなるので、あなたが思っている以上にすぐにロスカット基準を超えて強制的に決済され、資産を大きく減らすことになってしまいます。
しかし、「TradeView」や「BigBoss」ではレバレッジは5倍~10倍程度しかかけることができないかわりに、ロスカット基準がBITMEXと比べると高めなので、多少リスクを負っても資産を大きく減らすことを防ぐことができます。
では、「TradeView」と「BigBoss」のどちらがいいのかということになります。
「ロスカット基準」と「最大レバレッジ」の項目をクリアしたら「追証」を加えて再検証
次に「追証の有無」という観点において検証していくと、「TradeView」では追証が発生しないのに対して、「BigBoss」では追証が発生し、追加資金を投入することを要求される可能性があります。
仮想通貨は値動きが激しく、1時間の間に10%以上の値動きが起こるのは珍しくありません。むしろ日常的です。そんな激しい仮想通貨相場の突然の大暴騰や大暴落は、あなたや証券会社の予想をはるかに上回ります。
もし一瞬で50%~100%の大暴騰や大暴落が起きたとき、取引所のシステムが追いつかなければ、あなたの資産は決済されることなく資産がマイナスに転じ、遅れて決済されることがあります。
取引所のシステムの不具合によって資金がマイナスになった場合、ほぼ返金されることはありません。
どんなに安全なトレードシステムを導入していたとしても、100%安全なシステムは存在しないので、追証アリの「Big Boss」は資産を安全に運用するという観点においては不十分です。
「ロスカット基準」と「最大レバレッジ」と「追証」で検証した結果
「ロスカット基準」と「最大レバレッジ」と「追証」の3つの観点から検証した結果、「TradeView」が一番安全だということがわかりました。
ただ、「TradeView」は最大レバレッジが20倍なので、外貨FXや「BITMEX」のレバレッジ100倍を経験している人にとっては物足りないと思うかもしれません。
しかし、私はそうは思いません。
なぜなら、仮想通貨は外貨FXと違って動きが不安定で、値動きが激しいので、低いレバレッジでも十分な利益を得ることができるからです。
外貨FXでレバレッジ10倍となると、比較的低リスクのトレードだと感じますが、仮想通貨FXにおいてはとても高いリスクを背負っていることになります。
たとえば、あなたが資金100万円を使って外貨FXを行うとします。今回はドル円を例に解説します。あなたが使用するロット数は0.1ロット(1万通貨)です。
外貨FX(USD/JPY 1ドル=100円)を資金100万円とレバレッジ10倍で取引した場合、通貨が1%の値動き(±1円:約100pips)をするだけで、あなたの資金は10万円以上増減します。
しかし、外貨FXにおいて、通貨ペアにもよりまずが、メジャーな通貨ペアで通貨価値の1%以上の値動きが一瞬で起こるのは滅多にありません。
仮想通貨の世界でトレードしていると感覚が麻痺しがちですが、主要な外貨の価値が1%も変動するのは大変な出来事です。仮想通貨の世界においては、こういった出来事が毎日起こっています。
仮想通貨がまだ黎明期に属しているからかもしれませんが、一つの通貨の価値が1%以上の幅で常に動くのは、今までの私たちの常識から考えれば異常です。
そんな仮想通貨のトレードでレバレッジを20倍もかければどうなると思いますか?
あなたが仮想通貨の世界でレバレッジを20倍もかければ、よほどの資金がない限り、少しの値動きでロスカットされてしまいます。
おそらく、あなたの資金はすぐに底をつくでしょう。
リスクが高い代わりに、リターンが異常に高く望めるかもしれませんが、あなたはあまりの値動きと資産の増減の激しさに耐えられず、破滅へと向かうかもしれません。
そんな仮想通貨の世界で、もしレバレッジを5倍以上かけることができて、万が一資金がマイナスに転じたときに追証が発生することがあるという内容が、取引所の規約に書かれている場合、非常に危険です。
変動の激しい仮想通貨市場においては、異常に高いレバレッジに設定できる取引所や、追証アリの取引所を選ぶことは最悪の選択です。
あなたが選ぶべき取引所は、「TradeView」のような、設定できるレバレッジの上限が抑えられていて、なおかつ、万が一相場の変動でシステム障害が起こり、決済が遅れて追証(借金)のリスクがない取引所を選ぶべきだと私は思います。
「手数料」と「スプレッド」の2つの観点から検証
取引所 | 手数料 | スプレッド |
TradeView | 価格×0.0015で算出。 | 最小1セント |
Big Boss | 0.4%/Lot
(Forex Majorは10ドル/Lot) |
0.0001~0.002ドルくらい(変動によりバラバラ) |
BITMEX | 注文手数料×レバレッジ倍率 | 0.0001~0.002ドルくらい(変動によりバラバラ) |
「手数料」と「スプレッド」で検証した結果
「手数料」と「スプレッド」を合わせて比較しましたが、海外FX業者「TradeView」が圧倒的に優秀でした。
特に、「スプレッド」においては「Tradeview」が圧倒的に安いです。一番狭いときで1セントってほぼないに等しいレベルです。さすがに、これを知ったときは笑いが止まりませんでした。(笑)
「TradeView」が圧倒的に狭い「スプレッド」を提供できるのは、無駄な広告費や紹介料や口座開設ボーナスに出費していないからです。
会社が無駄なことにお金を使わないため、トレーダーにとって快適で有利な環境を提供できるのです。
「TradeView」は、高い紹介料で釣ってスプレッドを広げてトレード環境を悪くする代わりに、宣伝だけは一生懸命な会社とは違います。
【結論】リップル(XRP)FXにおススメの海外FX業者は?
結論を言うと、リップル(XRP)のFXにおススメの海外FX業者は、「TradeView(トレードビュー)」が一番だと思います。「TradeView」でリップル(XRP)のFXは、「ILC口座」を開設することで可能になります。
ただし、「TradeView」は、最低入金額が$1000(約10万円程度)なので、$100(約1万円程度)の超小額投資ができないので注意が必要です。
でも、大丈夫です。
あなたは別に$1000入金したからといって、$1000丸ごと使ってトレードする必要はありません。
なぜなら、ロット数を調整してリスク管理すれば、$100(約1万円程度)の超小額投資と同じくらい低リスクでトレードできるからです。
あなたがリスク管理と資金管理を徹底し、異常に欲張ったトレードをしなければ大きく資産を減らすことはないでしょう。
「Tradeview」は、スプレッドは最小1セントに加えて、追証がなく、レバレッジも仮想通貨FXを行う上ではちょうどいいバランスの上限10倍に抑えられているので、安心してトレードできます。
初心者はハイレバレッジであればあるほどかけたくなるので、上限10倍まで抑えられているのは良心的です。個人的な意見としては、BITMEXみたいにレバレッジを20倍までかけるのはやりすぎです。
そこまでレバレッジをかけなくても、仮想通貨は変動が激しいのでレバレッジ10倍でも十分利益は出せます。
安全に資産運用することが一番大事なので、リップルFXにはトレード環境が整った「TradeView」をおススメします。